濁流のごとく酒にのまれる週末
華の金曜日。
サラリーマンでごった返した居酒屋。
最初にのむ生ビール中ジョッキ。
この至福のひとときと言ったら!
翌日の朝はあんなにアルコールなんて大っ嫌いて心の底から思うのに、水曜日あたりから生ビールを欲している。
そろそろ屋外でビールを飲みたい。蚊取り線香を置いて、プハーってなりたい。
今まで一杯目は生ビール、二杯目はだいたいハイボールの流れだったが、最近は二杯目も生ビールで良いのではないかと思う。
しかし頭の隅にビールは太るというよくわからん知識のせいで躊躇してしまう。プリン体とは一体なんなんだ。
カロリーゼロの発泡酒、あれはだめだ。
わたしはドライゼロ一筋なので、家に発泡酒しかないときは無性に悲しくなる。しかし、酒は飲みたいのでのむ。酔っ払えればいい気がしてきた。
夏は屋外でビールがあうし、秋は焼酎水割りとともにサンマを食べたい。冬は熱燗でベロンベロンに酔っ払いながら寒さに打ち勝ち、春は地酒とホタルイカの沖漬けを食べる。
考えただけでヨダレが
お酒を好きでよかった
しかし、そろそろ酒に呑まれた自分を恨むようなことがないように良い土曜日を迎えたい。