昔の夢
大学2年生の時、
コンビニと、水泳教室のコーチをして稼いだお金で初めて一眼レフを買った。
そのとき、いつか素敵な写真をたくさん撮影したら、誰かを喜ばせたいってすごくすごく漠然とした夢を持っていたのを思い出した。
人を100人、機械的に撮影する仕事をしてから、写真の価値なんて、ゴミみたいなもんだと思うようになった。
(その人にとっては本当に大事なものだったろうけど、その後削除されていく写真を見てやっぱり虚無感しか残らなかった)
仕事を辞めて、実家に帰ってきた。
私に向けられる無邪気な笑顔や、一瞬をいつまでも残さなければとおもう瞬間にたくさん立ち会った。
わたしはまた、夢が見たい。
出来れば実現させたい。
じゃあ素敵な写真の定義とは。
わたしの感性でいいのだろうか。
たくさんの人を喜ばせるとはなんなのか。
いまはとにかく時間がかかってもいい。
老若男女問わずとにかく100人の写真を撮りたい。
数千枚になるだろうか。数百枚で収まるだろうか。
わからない。だけど、やってみたい。
6月にCanon 8000Dを買うことに決めている。
諸々の準備が整ったら、まずは感覚を思い出すために友人を数人撮るところから始めよう。
最近友人に言ったじゃないか、
「人生は1度きり。後悔してもあとには戻れない。明日死んでも悔いないように生きよう」
有言実行するのだ。