人の努力をお金で買う
とにかくお金がない。
とあるバイトをしたのだけど、当初貰えるはずだった金額から大幅に下がったし
未だに入金がない。仕事したのは5月頃だったはずだ。
仕事相手が姉なので、電話で催促するも、忙しいと電話も切られてしまった。
実家でこうやって腐りながらブログ書いてるだけだから良いだろ。って思われてるのかも。間違いではないんだけど。
お金がないのなんて働いているときもそうだったのに、今更なに言ってんだ・・と自分をたしなめて見たものの、なぜ今更こんなになっているのかを考えた。
定額入金があるのはあるのだが、なんか、自分で稼いだお金じゃないからか、ふわっとしていて実感がない。
働いていても、「あんなに働いてもわたしの働きはこんなもんかよ・・・」と悪態をついていたのだから、一生私はお金に対して腹を立て続けるのだとおもう。
もう4月からずっとこの生活をしているのに、なんでいま、困っているのかを挙げるのでかわいそうに・・・と思って読んでやってくれると嬉しい。
まず、本が買えない。
なんとなく、どんなやつが触ったかわかんないから、という理由で古本が嫌いだったけど、最近専らブックオフ様ありがとう・・・こんなクズに安く本を売ってくれて・・・とブックオフがある方向に足を向けて眠れないくらいありがてぇ・・・・。
でもやっぱり、書いている人に印税が入って、もっと良い生活して欲しいし、作ったものへの対価を支払いたいなと思うから新品を蔦谷書店とか、ジュンク堂とかで買いたい。
なにより新品の本ってなんであんなにいいにおいがするんだろう?
香水かルームフレグランスにしてほしい。多分使わないけど。
あと昔、本屋でQUOカード使おうと思ったら「本屋なんで、QUOカード使えませんけど?図書券じゃないんですから」って多分バイトのおばちゃんにガンギレされてから怖くて、使えますよ~ってポスターを出している書店でもQUOカードを出して買い物が出来なくなった。小心者です。どうもありがとう。これで24年間生きてきました。すみません。
次に、CDが買えない。
読書と同じくらい音楽を聴くことに時間を割いているだが、出来れば円盤で持っていたい。データを信用していないわけではないが、一回PCデータが全部飛んでから、CD最高か・・・もうCDでしか音楽聴かない・・・と思った時期があった。CDという実体があるのもいいとおもう。
ジャケットの写真とか、紙の質感とか、ビニールをはがす時のなかなか剥がれない感じも好き。
CDを買うのも、曲を作った人や詩を書いた人たちは多分すごい苦しんだと思うので、その対価を払いたい。
実家に戻ってきて、東京に帰るまでの間、本もCDもDVDも増やさない。と勝手に自分で取り決めをしたのに、一瞬で破った。
お金のかからない趣味をやれと言われるんだけど、本や音楽以外の趣味となると、いつも悩む。
そもそもお金のかからない趣味ってなんだ?
絵とか?描けない。描けないわけじゃないけど、見る方が好き。
散歩、料理、工作、楽器、挙げればきりがないが、なぜか読書や音楽ほど熱が入らない。結局これしかないんだと思う。
お金を払えば、誰かがしたであろう努力が手に入る。
だから、お金がかかる趣味が好きなのだ。
でも、お金がない。
誰かの努力も手に入れられない。
かといって、自分で努力をしているわけでもない。
自分の努力でご飯が美味しくなったこともないし、誰かに楽しい話しを提供できたこともない。
努力って何者なんだ。
まったくいやになるばっかりだ。
お金の話から遠く離れてしまったけれど、今度は稼げたらその話でもします。
いつの日になるのやら。