(無)生産製作所

ただただ書きまくるだけの愛すべき書き捨て場

最近犯人はお前だって聞かない

 

華の金曜日なのに、お酒を飲まず直帰して、まったく華がない本日です。明日は存分にお酒に浸かりたいと思います。

 

 

本当にゆっくりして過ごす金曜日は久しぶりだ。どんだけ飲み歩いていたんだ。幸せな週末か。

 

週末は星野源が聴きたくなるね。ひいいいええええい休みだぜ〜てなるし、くれいじーくれいじーはピアノが好きで、からの地獄で何が悪いは頭の中でエンディングの映像が流れますよ。たぶん、ちょっとスキップしてる

 

 

星野源はいいぞ〜。

 

でも別に星野源について書くわけじゃないんだぞ〜。週末っていいよね!て言いたかっただけだった

 

 

そんな週末以外にも、行きと帰りの電車は読書タイムなので好きな時間でもありまして。これが本題なわけでして、いつにも増して回りくどいね。

 

それで、わたしも商品の紹介をしたみたかった。

 

上半期で好き〜てなった本のうち一つ

 

はい、どーーーーーーーーん

 

 

さよならドビュッシー (宝島社文庫)

さよならドビュッシー (宝島社文庫)

 

 

表紙が、可愛いよね。そんな感じで前々から気になっていて、ついにブックオフで108円で売られているのを手に取りました。

 

よくどんでん返しって帯に書いてある本をみますが、今までの中で一番たまげた。まあ今までミステリーは苦手意識があったので、ちゃんと読んだことなかったのですが。逆に、初めてちゃんと読んだミステリーがこの本でよかったなと思う。

 

ちなみに最初のほうで少しグロい表現があるのですが、そこを朝の電車で軽く貧血を起こしてわたしはこんなにもか弱いのかと実感いたしました。変なところで乙女心が

 

グロいって言ったって、そうでもないんだ。ほんとに、ただ、日頃妄想だけで生きている人にとっては、あまりにもインパクトがあり、ありのままをイメージした結果謎のダメージを受けたのであった。

 

この本は音楽の世界が舞台なので、ミステリーを忘れてどちらかというとクラシックにどっぷりですね。人が死んで、あっそうだよこれミステリーだよと気づかされることもしばしば

 

音楽の発表会のシーンなんか読み止められない。どんどん勝手に次のページをめくってしまうような、ここで止められたら仕事できない、この勢いで発表会を見届けたいという思いでいっぱいです。そんな時の電車の遅延は喜ばしい限りでした。

 

その勢いが終わって落ち着いてきた時に、犯人がこいつだったのかという種明かしがあったりで、このスピードを落とせず最後までいってしまうんかーいてなりますよ。抜かりないわ

 

 

あとはなぜこのタイトルがさよならドビュッシーなのか。もうね、ちゃんとわかるんだよ、すごいタイトルとの関係性がわかったときのモヤが晴れた感じ!

 

いや〜、さよならドビュッシーはいいぞ

 

ちなみに続編のおやすみラフマニノフも読了いたしました。こちらもよかった。

 

 

これからミステリーをどんどん読みたいと思う反面、中途半端で電車から降りてしまったときの仕事への支障を考えてしまうね。

 

ほんとにおすすめしたい一冊になりました。